真水を作り出すRO圧力容器も開発
産業用の現場で広く利用されている、RO膜用の圧力容器をRO圧力容器と呼びます。
RO膜は逆浸透膜と呼ばれるもので海水に圧力を与えて純水を得る目的で開発された耐圧力膜です。
静岡県富士市に本社を置いている富士化工株式会社が開発、製造販売しているパイプなどの製品の一つにもこのような製品が用意されています。
海岸近くにある工場の中でも大量に水を使うときなど、海水を使えば水の供給においての問題(例えば水不足の季節など)を回避できます。
ただ、海水は塩分濃度が高く例え冷却に使用するといっても海から海水を引き込むためのパイプやポンプなどが金属の場合は、金属腐食が生じることになるため、これの対策が求められます。
富士化工株式会社は、プラントに必要とされる各種製品を用意している会社ですが、RO圧力容器を使うことで海水を真水に変えて工場内に供給させることが可能になります。
また、容器までの間は海水配管を使うなど富士化工株式会社の公式サイトにアクセスを行うことでどのような製品があるのか分かりますし、コンテンツの中には製品カタログだけでなく施工実例が良く分かる動画も掲載してあるので参考になるのではないでしょうか。
なお、富士化工株式会社は無料でカタログをダウンロードできるようになっているので、現在何らかの設備を導入することを検討されているときなど、カタログをパソコンにダウンロードを行い他社製品との比較にも活用できます。